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よくある質問

Q.01 東北肺移植研究会に年会費はありますか?

当面は会費の徴収を行う予定はありません。

Q.02 東北地方以外の医療機関に勤務する呼吸器内科医ですが会員になれますか?

東北地方以外の医療機関に勤務される医師も参加できます。

Q.03 医師ではありませんが会員になれますか?

肺移植の普及や成績向上に取り組んでいただける医療従事者であれば参加できます。呼吸器診療に従事する医師の研究会ですので、疾患名や薬品名など専門用語が多いことはご理解ください。

Q.04 患者ですが肺移植の相談に乗っていただけますか?

診療の場とは異なりますので、肺移植についてはかかりつけの呼吸器内科医へ相談ください。

Q.05 肺移植の適応があるのか相談をしたいのですがどうすればよいか?

東北肺移植研究会セミナー後に移植相談の時間を設けております。そちらで提示いただければ移植内科・移植外科で対応いたします(3-5分ほどにまとめてください)。

Q.06 患者を紹介するにはどのようにすればよいでしょうか?

診療情報提供書を肺移植実施施設へお送りください。北海道、東北、北陸、関東甲信にお住いの患者さんであれば以下へ相談ください。

東北大学病院 臓器移植医療部
〒980-8574 宮城県仙台市青葉区星陵町1-1
TEL 022-717-7702
FAX 022-717-7703
EMAIL tohoku-lungtx@grp.tohoku.ac.jp
レシピエント移植コーディネーター 秋場美紀

Q.07 どのようなタイミングで肺移植の紹介をしたほうがよいか?

  1. 閉塞性肺疾患(慢性閉塞性肺疾患やリンパ脈管筋腫症など)
    肺機能検査で%FEV1 <30%の場合、慢性呼吸不全を認める(在宅酸素療法を要する)場合
  2. 肺循環性障害(肺動脈性肺高血圧症など)
    肺血管拡張薬内服薬に加えてPGI2持続静注/皮下注製剤を使用し、内科治療がこれ以上の強化は難しい場合
  3. 感染性肺障害(気管支拡張症やびまん性汎細気管支炎など)
    肺機能検査で%FEV1 <30%の場合、慢性呼吸不全を認める(在宅酸素療法を要する)場合
  4. 拘束性肺障害(特発性間質性肺炎や膠原病合併間質性肺炎など)
    肺機能検査で%努力肺活量 <80%の場合、6分歩行検査でSpO2 <90%を認める場合、

紹介イコール登録ではありませんので、これより早く相談・紹介いただいても構いません。

Q.08 どのようにすれば移植登録できるのでしょうか?

患者ならびに家族が移植施設を受診し、移植適応検査を受ける必要があります。適応審査の後、移植施設から日本臓器移植ネットワークに登録をします。登録まで2-3ヶ月ほどかかります。

Q.09 待機期間の注意点を教えてください

日本臓器移植ネットワークの登録日から移植日までの待機期間はおよそ900日かかりますので、この間の栄養療法、運動療法、合併症予防が大切になります。待機期間中も、少なくとも年に1度は移植施設を家族と共に受診し、かかりつけの医師、移植チームとで状況を共有する必要があります。

Q.10 脳死肺移植登録をされていますがどのような状態となれば移植を受けられなくなりますか?

食事が取れない、リハビリーテションが行えない、移植施設まで移動できない、家族の理解と協力が得られない状態であれば、肺移植を受けることはできません。

Q.11 臓器提供はどのように行われていますか?

肺の大きさ、血液型、待機期間、手術の術式、から日本臓器移植ネットワークにより公平に行われます。臓器の状態、手術の術式、レシピエントの状態、臓器搬送時間などを考慮し、移植施設が最終判断をくだします。

Q.12 肺移植の治療成績(生存率または死亡率)を教えてください

日本の移植後生存率は、肺移植後3ヶ月で90-95%、1年で85-90%、5年で70-75%となっています。高難度の手術であることから周術期の死亡率・重篤な多臓器障害の合併率が高く、術後急性期を過ぎると死亡率は徐々に低下していきます。

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